ボキャブラリー・ビルディング
レアジョブのレッスンと並行して実施したいトレーニングの一つ、ボキャブラリー・ビルディングです。
初心者がレアジョブレッスンを始めた初期は、文法がおぼつかないだけでなく、そもそも言いたい単語を知らないとか、その場で単語が出てこないなど、ボキャブラリーの不足をいやというほど思い知らされます。また、ある程度、英語基底力がついてくると、あとの大半はボキャブラリーをいかに拡充するかが課題となってきます。
ボキャブラリーの構築にはDUO3.0とDUO3.0 復習CDをお勧めします。たったこれ一冊とCD一枚で飛躍的な効果があります。
DUO3.0は「現代英語の重要単語1600+熟語1000を重複なしで560本の基本例文に凝縮」したもので、TOEIC600~780を達成レベルとした語彙集です。つまり英文560をマスターすることで重要単語1600+熟語1000がマスターできるのですから効率性は言うまでもありません。
しかも560の英文が、シチュエーションや分野別で45のセクションに分類されており(たとえば「買い物」「政治」「環境」「男女のやりとり」など)、学習効果もさらにアップさせています。
英会話スクールの講師が「DUOは英語指導者なら誰でも知っている」と言っていたので、英語指導者サイドでも相当評価が高いようです。
DUO3.0 復習CDは、DUO3.0の基本例文560本を全て収録した音源で、あと移動時の携帯用に最適なポケットサイズの小冊子がついており、これに英文と対応する日本文が書かれています。
DUO3.0とレアジョブを並行させたトレーニングは下記のように行いました。
まずDUO3.0の英文を単語の意味を確認しながら音読トレーニングしまくります。ただ読むだけではなくて単語の意味や文法、情景などをイメージしながら読むと効果が上がるようです。また、ゴツゴツせず滑らかに音読できるまで繰り返します。
次に音読トレーニングと並行して、DUO3.0 復習CDを用いてシャドーイングを行います。シャドーイングとはCDの音源を聞きながら、一語ぐらい遅れたタイミングでオウム返しをするように発語することです。シャドーイングは音読が終わったセクションについて、1週間遅れぐらいで音読トレーニングについていく用に実施します。1週間遅れで行うと、音読の内容が忘れかかっているころにシャドーイングを行うことになります。これは記憶の定着にいいのだそうです。
ここでも単に反射的な音マネでなく、単語の意味や文法、情景などをイメージしながらシャドーイングします。意味を忘れていればDUO3.0を読み返して確認します。こうして1セクションが滑らかに言えるようになれば次に進みます。
DUO3.0を1サイクルさせたころは、まだ運用定着しておらず、一部はレアジョブレッスンで使えても、他はたいがい使えません。ただ、「言いたい表現がDUOに出ていたのは覚えているのだけど、言葉として出てこないなあ・・・」と思うシーンが出てきます。その場合はレッスン終了後DUOを読んで確認します。ここで見返したボキャブラリーは印象に残り、ほぼ確実に定着します。
こうしてDUO3.0を何回もしつこくサイクルし、最終的に完璧にシャドーイングができ、同時に英文の意味が確実に取れるようになったころは、レッスンでもバシバシと単語や言い回しが口に出るようになってます。
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