英文法

英文法のトレーニング

2011年09月15日初心者おすすめトレーニングコメントは受け付けていません。

レアジョブレッスンと並行して実施したいトレーニングの一つ、英文法です。

英会話のできる人に「英会話習得で何が重要ですか」と聞くと、たいてい「もちろんボキャブラリーだろう」と答える人が多く、あまり「文法」と答える人はいません。

ただ、これは「必要最低限の文法は知っていて当然」というのが裏に隠れているのと、いわゆる「文法=試験問題」という日本の英語教育で習ったあまり運用性のない高度な文法(ネイティブも難しくて間違えるといいます)のイメージがあるからだと思います。

もしあなたが大学生や社会人で、中学校・高校の英語教育を受けたのだけど、もうだいたい忘れてしまったよという人は、まずは最初のトレーニングとして、過去に習ったことのある「文法」を思い出すことから始めることをおすすめします。

せっかく体系的に学習した英文法を記憶のゴミ置き場にしまっておくのはもったいないです。

ただ、中学校・高校で学習した、あの辛く厳しい暗記をまた繰り返すのではありません。目的はテストで良い点を取ることでなく英会話として活用することです。どのような文型があったか、存在を思い出せるようにしておく程度でいいと思います。

私は著名な”Grammar In Use Intermediate”で学習しました。これは高校生以上の「一度英語を勉強したことがある」人には最適でこれ一冊で十分ですが、もう一度初心に帰りたい、ちょっと難しく感じるという人にはビギナー向けもあります。

Grammar In Use Intermediate”はESL向け(English as a Second Language)、すなわち英語を母国語とせず第二外国語としている人向けの「英語で書かれた」文法書です。この時点でウンザリしてしまう人もいるでしょうが、単語は平易なものしか使っておらず、また書かれていることはおおむね既に知っている情報(忘れているけど)ですので、読むことはそんなに負荷や苦痛にはなりません。英語に慣れるのに最適と思います。

また、書籍で学習するほか、レアジョブの公式教材に文法テキスト(grammar)がありますので、全部ダウンロードして一から読むのもいいと思います。「初心者が選択すべきテキストは?」では英会話テキスト(conversation)のレッスンでの使用を推奨しましたが、独学で読む分には文法テキストはなかなかボリュームもあり完成度も高いです。

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